コトリンゴ - To stanford
サビの一瞬で天才確定
お世話になります。ソフティです。
映画「この世界の片隅に」のアカデミー優秀音楽賞を受賞したりと大活躍のコトリンゴさん。デビューしたての頃からめちゃ好きでした。
月桂冠のCMではじめて「こんにちは またあした」を聞いたとき、あのピュアな歌声とメロディに心を奪われた人はきっとたくさんいるはず。おや、もう10年以上も前ですね・・・。(この記事を書いているのは2018年5月)
CMで流れる音楽が、またいいところで切れるんですよ。この続きはどうなってんだ!?と。
で、ようやくCDが出て一曲通して聞いた時、まさかこうなっていたとは!とひとりで感動したことを覚えています。
期待を裏切らず、一番好きな展開でしたね。
そして2007年のファーストアルバムリリース。タワーレコードのインストアライブにも行きました。
あの頃はバークリーを卒業されて、日本に戻って来られたときで、ライブ後のサイン会で、何か会話した思い出をつくりたい!でも何を話していいから分からない!とパニクった結果、
「えっと・・・い、今は日本に住んでるのですか!?」
「え?あ、はい・・・。」(会話終了)
突然住んでる場所聞かれたらイヤですね・・・。
「がんばってください!」とか言えたら良かったのに、あの頃の自分。
他にも色々と好きな曲はあるのですが、その中でも個人的に神懸っていると感じるTo Stanfordについて、です。
2枚目のアルバム「Sweet Nest」の最後に収められています。
イントロのピアノからもう凄くて、ちょっと普通には出てこないフレーズで、哀愁の中に懐かしさを感じます。
1:48あたり~間奏
ジワジワと最後の大サビに向けて盛り上がり、この先の鳥肌ポイントを待ちます。
2:13 大サビ
「雨の日も~」
きました。なんというか、身体は宙を舞い、物語は大団円に向かっている、そんな感じ。
2:36
「いつまでも ここに いたい」
ここ!このフレーズ!
このサビのこの瞬間、グサリと心に何かが突き刺さります。マイ殿堂入り確定!
この和的なメロディとコード感がここで突然現れるわけです。天才やで。
この曲、頭から終わりまで、センスの塊のようなメロディとコードだと思います。
坂本龍一教授が自らのソロアルバムの中にピアノインストとして載せるほどです。大抜擢。もう間違いないだろうと。
あぁ、久しぶりに聴き直したら、染み入りますね。
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それではまた。