荒井由実 - やさしさに包まれたなら
「神様がいて」に宿る神様
お世話になります。ソフティです。
魔女の宅急便のエンディングテーマでもおなじみのこの曲。荒井由美時代の曲で、みんな大好き。巷ではありとあらゆるアーティストがカバーしており、キングオブカバー曲でもあります。
この曲、どの部分に魅力を感じますか。
いや、そりゃもう、頭から尻尾までどこを切り取っても名曲であるのですが、自分は、歌い出しで完全にノックアウトです。
「小さい頃は神様がいて」
この、かーみさまがいてーの部分!ここに本当に神様がいます。
ここの響き、少し寂しげなAマイナー的なコード。(実際にはE♭m7)
小学生の頃、夏休みに過ごした思い出のあの場所、その空気感、ノスタルジックなイメージ、そんな物懐かしさが、この1フレーズに凝縮されていると言えます。
最近はエモい、と表現したりしますかね。
もう聞いた瞬間にブワッと脳天に突き刺ささり、鳥肌が立つのです。
日常生活において、飲食店の有線、ラジオ、ライブ、ジブリ特集などなど、結構な頻度でこの曲に遭遇しますが、イントロからこの「かーみさまがいてー」までに全身全霊をかけて聴き入ります。
ディテールに神は宿るって言いますが、この部分、とんでもない神が宿ってます。(この言葉の本来の意味からは異なりますが・・・)
あと、ピアノ弾く人限定の話題ですが、原曲キーがフラット6つも付くので、原曲で弾くとなると実はなかなかやっかいなのです。ところで、ギターのコード譜とか見てると、シャープ基調のものが多いのですが、この曲はフラットだと思うのですよね・・・。どっちでもいいのかな。
それではまた。